丸ノコって何?丸ノコを使う際には特別な資格が必要!

林業や建築業の現場で活躍する丸ノコを見たことがありますか?この道具は、ホームセンターなどでも売っているため誰でも買うことができ、また使うことができます。今回は、そういった現場で活躍したい人もご自宅で少し丸ノコを使う方にも必要な、「丸ノコ取扱い作業資格」についてご説明していきます。今回は、その資格の説明に入る前段として、丸ノコそのものについてと安全衛生教育について少し詳しくご紹介していきます。

 

丸ノコって何?

丸ノコとは、のこぎりのような刃を回転させることで、木材などを切断する道具のことを指します。基本的に、手に持って使用する携帯電気丸ノコと、卓上で歯が回転し対象物を操作して切断する卓上丸ノコというタイプがあります。

刃は切断する対象物によって異なります。木材を切断している様子はイメージしやすいですが、木材以外にも金属やタイル・レンガ、さらにはプラスチックなど様々な材質の切断に対応できる刃があります。

一部、金属類の切断も含まれる

 

丸ノコの活躍場面

丸ノコは先に申し上げた通り、様々な材質の切断に対応することができます。このため、解体業や建設業など多くの現場で用いられます。丸ノコが活躍する場面をほんの一例ですが、ご紹介していきます。

 

・解体工事(木材や金属の切断)

・水道工事(塩化ビニルの切断)

・電気工事(ハンガーレールや金属電線管の切断)

・林業(木材の切断)

・建築業(石膏ボードやサイディングの切断)

・食品加工(生肉の切断など)

 

このように、様々な場面で活躍していることがわかります。イメージしづらいですが、電気工事でもよく使われるということで、そういった現場での活躍を目指している方はこれを使う機械もありそうですね。さらにこうした職種以外にも、趣味でDIYをされている方は使用する場合もあるでしょう。最近はこうしたDIYの流行もあり、丸ノコも小型化され使いやすく安価な物が市場でよく見られるようになりました。

一方で、こうした電動工具の使い方には非常に気を付ける必要があります。特に、高速で回転する刃の取扱いは、少しでも間違えれば大けがにつながってしまいます。このため、ある規定によって携帯用丸のこ盤を使用する作業従事者には特別な資格が必要な場合があることが定められています。

 

特別な資格を要する丸ノコ

先程も申し上げましたが、丸ノコの使用は誤れば大きなけがにつながります。実は、丸ノコを使用する作業中の事故は毎年後を絶たず、誤った認識や使用法について問題視されています。指の切断や、大腿部の裂傷など、大きな事故につながるケースも多く見られます。このため、厚生労働省は丸ノコを使用する従事者に、安全衛生教育を受けさせることを事業者に求めています。安全衛生教育は、労働安全衛生法第59条第3項で定められる「特別教育」に準ずる教育とされており、丸ノコに関する安全衛生教育もこれに該当します。実は、この教育に関しては平成22年の7月に出された基安発(労働基準局安全衛生部長による発令)0714号によって徹底周知されたもので、割と新しいものになっています。

 

丸ノコの危険性

こちらの動画では、丸ノコの事故について詳しく紹介しています。特に、DIYなどで丸ノコを使う方には一度ご覧になって欲しい内容です。

 

安全衛生教育の違反

これまで、特別教育の情報に触れる際に「特別教育を受けなければ罰則を受ける場合がある」ということをお伝えしてきました。安全衛生教育の場合はどうなのか、今回触れておこうと思います。

安全衛生教育については、その教育によって発令の種類が違う可能性があります。例えば、今回ご紹介している丸ノコに関しては、厚生労働省からの「通達」という形で発令されています。通達なので発令という言い方も怪しいですが、とにかく簡単に言うと「お願い」のレベルです。ですから、労働安全衛生法などによって定められている特別教育や安全衛生教育とは違い、受講をしなくても罰則を受けることはありません。

しかし、例えば事業所の丸ノコ作業中に事故があった場合、その作業所の信用はどうなるでしょうか?通達が出ているにも関わらず、従業員に安全衛生教育を受けさせていないとなったら、信用に関わりますよね。ですから、従業員を守るためにも事業所の信用を守るためにも、しっかり安全衛生教育を実施するか、受けさせるかという選択が必要となります。

特に、事業所などで管理者や従事者などの様々な立場の人がいる場合は、意外と確認しやすいですし情報も回りやすいのですが、個人での小さな工場や個人経営の会社などはこうした部分をしっかり確認しておく必要があります。

 

まとめ

今回は、丸ノコの取扱いについての特別な資格を取得する前段として、丸ノコそのものについてと安全衛生教育についてご紹介しました。丸ノコのような電動工具は、正しく使えば非常に便利な道具ですが、使い方を誤れば大きな事故につながります。一般の方でも使う機会がありますので、次回ご紹介する教育を受けて安全に対する知識を深めることも考えてみてください。

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