電気工事をするときの服装は?
こんにちは、今回の記事では電気工事を行う際にどのような服装で仕事をすれば良いかなどをお話していきたいと思います。
みなさんは工事をしている人たちの服装について、よく見てみたことはありますでしょうか。
大体どれも同じような作業着に見えて、それぞれで少しずつ違ってきていますので、そういったところもお話していきたいと思います。
割と服装には自由が効く業界ではあるので、気に入ったものを探していくことをおすすめしておきたいと思います。
全体の服装もそうですが、小物類をこだわりがある方もよく見かけます。
また、服装だけでなく電気工事をするうえで必要な装備についても合わせてご紹介していきます。
服装はなにがある?
基本的には電気工事であって、通常の工事の作業員の方たちと同様に作業着と呼ばれる服を着ます。
みなさんがイメージするような服で特に違いはないでしょう。
作業着とはいえ、私の会社では施工管理をする側の服装と作業をする側の服装とでは違っています。
施工管理側の服装については、ズボンは同じですが、上は上着を羽織る形になります。
しかし、作業員の方々の服装は上の服はズボンの中にインするタイプで、その分、服の丈が長くなっています。
作業員の方々の服装がこのような形になっているのは、服の裾が出ていると作業中にどこかに引っ掛けやすいので安全のためにこのような服となっているのです。
どちらの服装にも言えることですが、決して半袖での作業はしてはいけない決まりで仕事をしています。
肌が露出するとその分危険性も高くなります。
何より電気工事の場合、半袖になるということは暑いということですが、汗をかくとその分家電しやすくなるので、肌を露出する格好はNGなのです。
状況によっては帯電防止の作業服を着る必要があったりしますので、それは現場ごとのルールに合わせて行きましょう。
私が働いている会社ではユニフォームとしてみんな同じ作業服が与えられますが、夏服と冬服が当然ありますし、作業に向いているように夏は通気性がよく、冬は温かい素材になっています。
その他にも夏には空調服も配られますし、冬の防寒着も全てお揃いなのです。
服装以外には何があるの?
電気工事で服以外に身につけるものがいくつかあります。
・ヘルメット
・安全帯
・安全靴
・腰道具
これらはもはや工事業者・電気工事従事者にはユニフォームと言えるでしょう。
ヘルメット
ヘルメットは基本的に工事現場で頭を守るために必ず着用しなくてはいけないものですが、電気工事をする人が着用するヘルメットは通常のものとは一味違うのです。
電気工事で使用するものはで充電部に触れても感電しないように、電気を通さない材質を使用して作られています。
こういった仕組みがあるのも電気工事ならではの装備だと言えるでしょう。
電気が通らないことは何にしても安心の素材なのです。
私も良く現場で頭をぶつけるので、ヘルメットは必ず着用しましょう。
安全帯
工事現場では皆さん当たり前のように使用している安全帯。
これも付けていて当たり前の装備といって間違いないですね。
電気工事では工事中の屋内だけでなく外部でも作業することも多く、色んな所で高所での作業が待っています。
高いところでの作業がある業種については必ず着用することが義務付けられているので、コチラも必須装備となります。
安全靴
工事現場では安全靴と言われる靴を履く必要があります。
安全靴とは靴の爪先の部分に鉄板や硬い樹脂などで脚の指を保護してくれる靴になります。
脚は何かを落としたときに挟まれやすく、足の指のように細いところほど弱いのできちんと保護のために安全靴を履くようにしましょう。
私が現場監督をしているときでも何回か重いもので脚をはさみ、安全靴の上に落ちるという光景を何度も見てきました。
実際に安全靴を履いていなかったら、足の指は潰れていたと思います。
最悪の場合、切断しなくてはいけなくなることもあるんです。
そういった事にならないように、安全靴は必ず履きましょう。
腰道具
作業をする上で必ず工具を持ち歩く必要があります。
その工具を持ち歩くためにつけるのが腰道具になります。
私が使用しているものは安全帯とセットになっていて、一緒に装着することができるようになっています。
腰道具に入れる工具は業種や人によって様々で、自分の使いやすいようにカスタマイズして使っていきましょう。
まとめ
工事現場で作業するための服装ですので、基本的には作業のしやすさ重視の服装になってしまいますが、それぞれにも特徴あって意外と凝りだすといろんな服装や装備を楽しむことができます。
新しい製品やお気に入りの服・工具などを身に着けて工事に望めば、モチベーションも上げることができるので作業の効率も良くなることは間違いないでしょう。
安全性に重視しつつ、自分にしかない組み合わせを考えていくのも楽しいのではないかと思います。