電気工事の初心者に気をつけてほしいこと

現場は知らないことばかり

こんにちは、今回は工事現場に新しく入ることになった、若手の新入社員や作業員の方に向けて、現場で気をつけてもらいたいことをまとめてご紹介したいと思います。

どの仕事でも当然かと思いますが、その業界ならではのルールがあったりしますし、現場では常識になっていることも、世の中的には全然知らないこともたくさんあると思うので、基本的なところを紹介していきたいと思います。

工事現場は思っている以上に危険がいっぱいあるところです。

初心者にはその危険性を理解していないばかりに、知らずに危険な行為をしてしまいがちです。

安全面と作業面で知っておくべきことはたくさんあるので少しずつ成長してもらえればいいと思います。

現場は走ってはいけない

工事現場で知らない人がよくやりがちな行動の1つとして、現場内を走るということがあります。

これは真面目な方によくある傾向ですが、現場で作業していると時間に追われ、ついつい走りたくなることがよくあります。

打ち合わせの時間に間に合わなかったり、急な電話で振り回されたりなど予定なんて合ってないようなものです。

なので、急ぐ気持ちやちゃんと急ごうとした結果走り出すのはよくわかります。

でも、そういった状況でも走るのはいけません。

まず工事現場では日々状況が変わっていきます。

そのような状況の中で周囲の安全を確認しながら移動するに当たり、走るのは危険としか言いようがありません。

ふとした時に転倒してしまい、現場ではそれだけで骨折をしてしまったり大きな怪我担ってしまったりすることもあります。

移動の数分を短縮するために背負うには大きすぎるリスクです。

なので、工事現場内では急いでいても歩いて移動するということを覚えておいてもらいたいと思います。

更にいうのであれば、工事現場で走るということはそれほどの緊急事態のときとなっています。

作業員の方が災害や事故にあってしまい、急いで駆けつけなくては行けない場合などは走ります。

つまり、現場で走るということは周りの人に何かあったのではないかと思わせてしまう行動なので、そういう面でも走るのはあまり良くないですね。

現場の方々も走ってる人を見るとなにかあったのではとザワザワしてしまいます。

現場の掃除を率先してしよう

工事現場では常に整理整頓について口うるさく言われます。

工事現場自体が乱雑になっていると、それだけでも事故が起こりやすくなっていくのできちんと作業動線や作業エリアを確保して仕事をするように心がけましょう。

また、片付けをすることでどのような材料をどこで使っているかを初心者は覚える事ができるのでそれもメリットの1つでしょう。

それに掃除をするのは誰でもできます。

掃除をしておくことで、自分の先輩方が仕事をする時間が増えるので作業も効率進むようになります。

初心者は当然ながら熟練の作業員の方には敵いません。

なので、できることをどれだけやれるか、どれだけやるかがその人のやる気がどれくらいあるかの評価に繋がります。

積極的に掃除・片付けからやれることを増やすようにしていきましょう。

言われたことの理由を考える

現場で仕事をしていると色々ない仕事を頼まれることになります。

はじめのうちは言われたことをそのままやることで十分だと思います。

そのうち少しずつなれてきたら、なぜその行動をするのかなどの理由を考えてみるといいでしょう。

作業の手順もそうですし、安全管理についても考えてみるとその理由がわかってきますし、別の方がいいのではないかという意見も出てきます。

そう思ったときには現場の先輩方に尋ねてみるといいでしょう。

なぜそうなっているのかがわかるようになってきます。

逆に先輩方が考えていないことまで、想像がつくようになってきたら成長の証です。

あらゆる状況を想定して先回りして行動する力はいろいろなところで役に立ってきます。

施工方法を考える

作業をするに当たり、一通りのことができるようになってきたら施工の方法を自分で考えられるようにしてみましょう。

基本的に施工については現場監督が作成する施工図のとおりに施工すればよいということになります。

ですが、現場監督は実際に施工をしてきたわけではないので、そのとおりでは施工できないこともあります。

そういったときにどのようにして施工すれば期待されている物ができるかを自分で考えられるようになると良いですね。

施工図通りにはいかないことなんてザラにあります。

そこで応用が聞かせられるように日々、いろんな施工を覚えておきましょう。

初心者に覚えてほしいことまとめ

工事現場にまだなれていない人にはまず、基本的なルールから覚えてもらいたいと思います。

作業はそんなすぐにできるようになりません。

まずはルールやそれがある理由など、自分で考える力を身につけることが一人前の工事担当者になるために必要な能力だと思います。

自分が考えて行動するだけで見えてくる世界は違うはずですので、頑張って行きましょう。

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