皆さんこんにちは!
今回は電気工事のコンセント増設にについて解説していきます!
1、コンセントの増設における最低限の知識について
お部屋の模様替えだったり、新しい家電を購入したときにコンセントが足りない!
あるけど遠くて使えない!なんてことありますよね?
延長コードやタコ足配線もいいですけど、ほこりが溜まって火災につながるリスクもあります。
そんなときにはコンセントの増設が非常におすすめです!
一般的にコンセントの増設は以下の3種類です。
▶コンセントを新しく増設する方法 ・コンセントがない場所に新しく欲しい場合 |
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▶コンセントの差し込み口を増設する方法 ・コンセントはあるが、口数が足りずタコ足配線になっているので増やしたい場合 |
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▶コンセントボルト数の変更をする方法 ・家電電圧によってポルト数が違うため変更したい場合 |
新規でコンセントを増設する場合は大きく2通りあります。
①近くのコンセントから延長して配線する方法
②新規に分電盤から専用の配線を引く方法
それぞれ費用が異なってくるので、何に使うかで増設方法を分けましょう!
コンセントの配線は埋め込みにする?露出にする?
こちらも2通りの選択肢があるので確認しておきましょう!
●壁に中に配線を引く方法 | |
・配線が見えないので見た目がすっきりしている ・配線がコンセントにつながるような場所である必要があるため場所を選ぶ |
●壁の外に配線を通す露出配線 | |
・断熱材などを使用しているなどの理由から、壁の中に配線を通すことが難しいに場合に行う ・工事が簡単に済むが、壁や床、天井を這うように配線を引くため、見た目が悪くなる |
2、コンセント増設時の費用について
コンセント増設の費用は工事によって大きく変化します。
そこで気になるのはやっぱりお値段ですよね?笑
まずは以下の点を確認しておきましょう
●コンセントを新しく増設する方法 | |
新規に分電盤から配線を引くか、既存のコンセントから配線するかを決めます。 配線を壁の中に通すか露出配線にするかを決めます。 工事時間は1時間以上必要です。 費用は、既存のコンセントから配線する場合は数千~数万円程が目安で、 新規に配線を引く場合は約数万円程度掛かります。 コンセントの使用目的や間取りにより、金額が変動する場合があります。 また、配線を自宅の壁に通すか通さないかでも金額が変わります。 |
●コンセントの差し込み口を増設する方法 | |
工事時間は30分ほど、費用は数千~数万円程度掛かります。 消費電力の大きいものを使用する場合は、 新規に配線を引くことになるため費用が高くなることがあります。 |
●コンセントのボルト数を変更する方法 | |
分電盤で変更できるため、工事は不要です。 古い分電盤の場合は分電盤自体に工事が必要になり金額が掛かります。 |
電気工事には資格が必要なので、必ず専門的な知識がある業者に頼みましょう。
間違っても各家庭で勝手にやってはいけません笑
3、コンセント増設時の注意点
コンセントの工事においては以下の点に注意しましょう。
▶感電事故
ブレーカーを下げずに作業するとショートし、感電する恐れがあります。
必ず下げてから行うようにしてください。
▶転落事故
高い位置での作業で、転落する危険性があります。
狭い所での作業では怪我する場合もあるので注意が必要です。
▶漏電火災
しっかり電気配線されていなくて、漏電して火災に繋がる恐れがあります。
また、電線・配線が被覆もなくむき出しになっていることや、
水に触れる場合がある所を通っていたりすると漏電やショートを起こす場合があります。
これはどちらかというと作業者にとっての注意点でもあるので、みなさんにとっての注意点もお伝えします。
①少し多めに増設する
「将来的に必要になるかも」という場所に関しては少しお多めに増設しておくのがポイントです。
複数回の依頼で増設してもらうよりも1度の依頼で一気に増設する方が業者としてもみなさんとしても楽ですよね!
②相見積もりを取る
電気工務店を選ぶ際は3社以上から相見積もりを取るようにしましょう。
相見積もりとは、同一条件で複数社から見積もりを取ることで、各社の費用やサービスを比較できます。
また、見積もりの際に営業担当の対応を比較することで「ここなら任せられる!」と業者との相性を図ることも可能です。
一社だけに依頼してしまうと、高額な請求になってしまったりして損してしまう可能性があります。
ですので相見積もりは必ず取ることをおすすめします!
4、実際にコンセント増設を行うにあたり
「コンセントを増設しよう!」と考えた際、どこに連絡すれば良いのでしょうか?
コンセントの増設は電気工事の範囲なので、まずは電気工務店に連絡しましょう。最近流行りのDIY感覚で自分で工事するのは危険です。
電気工務店には電気工事士という国家資格を取得した電気工事の専門家がいます。コンセントに限らず電気周りの疑問は電気工務店に相談するのがおすすめです。
とはいえ、電気工務店と一括りにしても営業担当の対応や作業員の技術には差があります。
中には、「ここで大丈夫?」と心配になる電気工務店もあります。以下に、電気工務店を選ぶ際のポイントをまとめてみました。
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複数社から”相見積もり”を取る→これは先ほども書きましたね!
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営業担当に細かく質問する
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十分な実績があるか調べる
なかでも、相談時に営業担当に細かく質問するのは重要です!
皆さんからの質問に対して、営業担当が丁寧かつ的確に答えられるなら信頼できます。
電気工務店で重要なのは「ここなら信頼できる」と皆さんが安心できることです。
今回は以上です。
また次回お会いしましょう!