電気工事におけるやりがいとは?乗り越えるごとの達成感は格別です。

電気工事士のやりがい

こんにちは、今回は私が今までに電気工事に携わり感じてきたやりがいについてお話して行かせていただきます。

世の中にある色んな仕事にはそれぞれやりがいはあるとは思います。

それぞれに良さがあってどれもが良いものではあるのは間違いありませんが、建築業でのやりがいや電気設備工事でのやりがいには、また特別なものがあると思っています。

一般的な職業とはどのように違うのかなどを少しでもお伝えできれば嬉しい限りですね。。

建物ができあがったとき

建設業という仕事は当然ながら世の中にある建物を作って行くということになります。

私も今までにいくつもの建物に携わってきました。

建物を作るというところでやりがいを感じる点というのは、自分がやった仕事の結果が地図上に残るというところにあります。

自分たちが苦労して作り上げた建物が地図に載るということは、世の中に自分の仕事を認められたという証だと思っています。

なので、これがまず働いていて一番実感できることになります。

将来的に自分が年老いたときでも、その建物はそのまま残り、近くを通るときには一緒にいる人にこの建物は自分が建てたといった事も言えるのは楽しいところです。

現在でもよくこの建物は自分が関わっていたとよく話したりします。

 

作り上げたものを実際に施主に見てもらうとき

現場での工事を勧めていく中でお客様に工事の状況を現場で見てもらったり、完了後に検査に来てもらったりするときにやりがいを感じるところがあります。

実際に現場の状況を見てもらうので、現状の進捗が目の前でわかるわけなのです。

作りかけの建物というのは全然建物の体をなしていません。

ですが、少しずつ工事進むにつれてきちんとした建物になっていくのです。

そうして出来上がってきた建物をお客様に見てもらったときに、思わず「おーっ!」と声を出して喜んでおられる姿を見ることができます。

今まで苦労してきて作ったものをみて喜んでもらえると、それだけでものすごく嬉しい限りです。

いつでもそういった喜びの声をいただくたびに今後もより良い建物づくりをこなして行かなくてはと気持ちを引き締めています。

 

いろいろな知識を身に着けられたとき

基本的な研修を終えてから、現場へ放り込まれたときそこにいる人たちが何をしているのかがあまり理解することができず、ただ単純にその場の言われたことをやるだけの日々こなしていました。

毎日仕事をする中で、一つ二つと現場が竣工していくにつれてどういった時期に全体がどのような流れで建物ができていくのかが徐々にわかるようになっていきました。

それぞれの時期でどんなことをやらないといけなくて、その前後にはどういった作業があってなど作業の流れもそうですが、他業種との連携でどうしても間で作業しなくてはいけない時期などもつかむことができるようになるので、少しずつ仕事での自分の世界が広がっていきます。

そうして仕事の楽しみを理解できるようになった実感したときに、じわじわとやりがいがあると思えるようになりました。

特に施工管理として一人で現場を最初から最後まで収められたときは小さな現場でしたが自分の中で一人前になれたような気持ちがしてうれしくなったのを今でも覚えています。

そのときの夕食は豪華にして祝杯を挙げたのを今でも覚えています。

もちろん、今でもまだまだ勉強不足でいろんなことを学んでいく必要があるのでこの成長によるやりがいは、これからも感じていけると思っています。

 

人の役に立っていると感じたとき

電気工事という仕事柄、災害時などはいろいろな場所で重宝される仕事ではあります。

東日本大震災の時には、現地まで応援で駆け付け、さまざまなところの設備の復旧の仕事を多く行ってきました。

私たちの生活で電気は必要不可欠ということもあり、そういったときに活躍できる人になれるというのは、やりがいとして感じられます。

災害復旧の時などでも、まずは現地で電気を復活させることが最優先されていたので、真っ先に発電機を外部から手配して、建物の電気設備への電気を供給しました。

配線などの不良がないかを確認して、通電させると無事に建物内の電気がつき始めます。

その時にそこで仕事をしていた人たちが一斉に上を見上げ、電気がついたと喜んでおられるところを見ると、とてもうれしく思いました。

ちょっとしたヒーローになった気分でしたね。

思わず僕たちがやりましたといいたいところでしたが、さすがにそこまでは恥ずかしくて言えませんでした。

でも、自分たちの仕事を必要としてくれている人がいることを実感できるのは、その後のやりがいとして今でも記憶に残っています。

 

電気工事のやりがいまとめ

電気工事には仕事をする中でたくさんの問題が発生します。

そういったトラブルを現場の人全員で協力し対応できた時の達成感は大きいものです。

苦労するところも多いですが、成長を感じられる良い仕事だと思っています。

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