重量物を揚重するなら玉掛けが必要!

取得しておきたい玉掛け

こんにちは、今回の記事では工事現場でよく見るクレーンに荷物を引っ掛ける作業を行う玉掛けの特別教育、技能講習についてお話していきたいと思います。

クレーンに荷物を取り付けて揚重するときに万が一吊っている荷物が落ちてきてしまったら非常に危険です。

よくテレビでもこのような落下物による死亡事故についてニュースをやっているのもみかけますね。

たまたま落下物にあたってしまって亡くなる方も多くいますので、非常に危険な作業だと認識しておいてほしいです。

玉掛けの特別教育と技能講習の違い

特別教育と技能講習の1番の違いは、吊り上げることのできる荷物の重さに制限があるかどうかによります

特別教育の場合、吊り上げ荷重が1トン未満のものしか玉掛け作業をすることができません。

電気工事の場合、電気工事の作業員で行う玉掛作業については、重くても分電盤などになりますので、せいぜい数百kg位になります。

それ以上のものとなると、キュービクルとかになりますが、電気工事の場合はこれらはそれように重量運搬業者を手配するので電気工事の作業員が直接、」重量物を運搬をする機会はすくないでしょう。

業種によっては1トン未満では仕事にならない業種もあるので、そういった方には技能講習は必須と言えるでしょう。

特別教育ならば学科・実技を合わせて9時間ほどの講習で取得することができるのですが、技能講習は更に時間が長くトータルで10時間の講習を受けなくては資格を取得することができません。

玉掛けの技能講習の受講資格

玉掛けの受講資格については年齢のみとなっています。

18歳以上であれば、それ以外に制限は定められていないので希望すればどのような人でも受講することができます。

技能講習を受けるには受講料と教材費がかかりますので、自己負担としてはそのくらいとなるでしょう。

受講料がだいたい2万円くらいと教材費が2千円しないくらいです。

会社によってはその費用を負担してくれたりするところもよくあるので、くわしくは自分の会社の方に相談してみましょう。

玉掛け作業のやり方とは?

玉掛け作業を行う際にクレーンから吊り下げられているワイヤーに荷物を取り付けていきますが、掛け方にも種類がありフックやつり荷にかけるやり方には次の4つがあります。

・目掛け

・半掛け

・あだ巻き掛け

・肩掛け

一般的には目掛けが一番標準となります。

その他に用具を使用して荷物を吊り上げる方法もあります。

その際に使用することが多いのがクランプ、ハッカー、つりビームなどの用具があります。

これらを使用するかどうかは、荷物によって使い分けましょう。

単純に玉掛けといっても、やり方や使用する用具にもたくさん種類があり十分な知識が必要なのです。

玉掛け不良による災害事例

過去にあった事故をピックアップしてご紹介してみたいと思います

基本的に玉掛けで発生する災害については、吊り上げている荷物が落下してくることになります。

今回の紹介する災害では、建築用のH鋼をクレーンで吊り上げている最中にワイヤーが切れてしまい、H鋼が落下してきて作業者が下敷きになってしまったという災害になります。

作業者はH鋼を吊るときに、若干の不安定さに気づきながらもそのまま作業を続けてしまったことにより、落下してきたH鋼の下敷きになってしまったのです。

この災害では幸いにも死亡事故には至らなかったものの全治2ヶ月の重傷を負うことになりました。

使用していて切れてしまったワイヤーについては、定期点検が行われておらず、更に作業開始前点検も行われることがなかったため、ワイヤーが切れそうなことに誰も気づけなかったのです。

道具の事前点検は必ずしなくてはいけないということがよく分かる事例です。

この災害の対策とは

今回の最大の原因は劣化していたワイヤーを使用したことにあります。

玉掛け用のワイヤーはいつも重量物を運搬しているので、いつ切れてもおかしくないという認識を持って使用しておくべきだと思います。

仮にワイヤーが原因でなかったとしても、なにかの拍子に荷物が落ちてきてしまう可能性もあるため、さらなる対策としては吊り荷の下には絶対に入らないようにしておくことも大切です。

資格を持った方が作業するのは当然ですが、一旦資格をとったら内容を忘れていってしまいがちになります。

吊り方や用具の使い方などもきちんと復習しておくのも対策の一つと言えるでしょう。

玉掛け作業まとめ

玉掛け作業というのは、現場で工事をされる方には非常によく使う特別教育、技能講習になります。

電気工事ではそれほど多くの玉掛けの機会はないもののそれでも、作業員の中に一人二人はいてもらわないと必要な材料を吊り上げる事ができずに困ってしまいます。

そういった意味では取っておくと建設業のどの職種でも作業ができるよい資格とも言えるかと思います。

一つ間違ってしまうと、重大事故に繋がる作業ではありますので、資格を持ったら責任を持って作業していただきたいとおもいます。

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