重機オペレーターになる第一歩!車両系建設機械の資格についてご紹介します。 【解体篇】

以前、こちらの記事で車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)についてご紹介しました。実はこの車両系建設機械に関する特別教育や技能講習は、5つに分かれています。

 

○整地・運搬・積み込み用及び掘削用

○解体

○基礎工事用

○コンクリート打設用

○締固め用機械

 

このように分類されます。今回は、解体を中心に車両系建設機械の資格についてご紹介していきます。

※「締固め用機械」についてい記載漏れがありました。申し訳ありませんでした。(2020/03/18追記)

車両系建設機械(解体用)運転技能講習

機体質量が3㌧以上の建設機械に取り付けられたブレーカ、コンクリート圧砕機、鉄骨裁断機を運転するための資格を得ることができます。実はこの技能講習は平成25年の法令改正によって、以前のものとちがっています。

 

<法令改正以前>

・ブレーカのみ対象。

 

<法令改正以後>

・解体用つかみ機、コンクリート圧砕機、鉄骨裁断機が対象機械に追加。

 

法令改正後、新カリキュラムに対応するために特例講習を行っていましたが、平成27年6月30日にこの特例講習は修了となっています。

 

さて、それぞれの機械がどのようなはたらきをするのか紹介していきましょう。

解体用建設機械について

 

ブレーカ…ブレーカと呼ばれるユニットをアタッチメントとして装着した機械

 

鉄骨裁断機…鉄骨を切断するために、はさみ状のアタッチメントを装着した機械。

 

コンクリート圧砕機…コンクリートを砕くために、はさみ状のアタッチメントを装着した機械

 

解体用つかみ機…木造の工作物を解体したり、持ち上げたりするために、フォーク状のアタッチメントを装着した機械。

こちらの動画では、つかみ機のアタッチメント部分がよくわかりますね。たしかに、フォーク状になっています。

 

ちなみに、今回の内容とは少し逸れる部分がありますが、こちらの動画では様々な用途に応じて使い分けられるアタッチメントについて紹介されています。大きな機械ですが、アタッチメント部分は繊細な動きをしていることがよくわかりますね。

 

 

車両系機械(解体用)運転技能講習の内容

現在保有している資格や業務経験によって、受講内容は変わります。下記は、車両系建設機械(整地、運搬、積込み用及び掘削用)運転技能講習終了者を対象とした、一般的な講習内容となります。

 

<学科>

・作業に関する装置の構造、取扱い及び作業の方法に関する知識(2時間)

・運転に必要な一般的事項に関する知識(0.5時間)

・関係法令(0.5時間)

 

<実技>

作業のための装置の操作(2時間)

 

この他に、学科と実技それぞれで試験があります。費用は20000円程度となっています。

 

小型車両系建設機械(解体用)の運転の業務に係る特別教育の内容

 

労働安全規則第36条9号の業務

事業者は、機体質量が3t未満の車両系建設機械のうち、「解体用」の機械で、動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。

 

特別教育の場合は、3㌧未満の小型車両に対応しています。講習内容は下記の通りです。

 

<学科>

・走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(2時間)

・作業に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識(2.5時間)

・運転に必要な一般的事項に関する知識(1.5時間)

・関係法令(1時間)

 

<実技>

・走行の操作(4時間)

・作業のための装置の操作(3時間)

 

対応は各実施団体によって異なりますが、多くの場合は整地用の特別教育を修了している者を対象としているようです。費用は20000円程度となっています。

 

解体工事の重機オペレーター

解体を行う現場では、文字通り、重機を操作して建物を解体する業務があります。木造や鉄骨、コンクリートなど、様々なものを解体することは人の力だけでは難しいですが、重機を使って解体することでスムーズかつ安全に行っていきます。建物の構造や建物がある場所、周囲の環境に配慮して重機を操作するため、専門的な知識と技能が求められるわけです。重機が好き、興味がある、或いは乗り物の運転や機械の操作が得意な人にはピッタリな仕事ですね。

ただ、その会社によって要件は違いますが、恐らく解体用の技能講習や特別教育だけでは業務に就けない可能性があります。他に考え得る必要な資格として、

 

・車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)技能講習

・玉掛け技能講習

・小型移動式クレーン技能講習

・特殊車両を運転できる免許(小型・大型)

 

これらが挙げられます。他にもあるとは思いますが、解体用の資格だけでは解体の仕事に就くことはできない可能性が高いということは覚えておきましょう。逆に、他の資格を持っていることで解体業に転職し、後から解体用の講習を受けるというパターンも考えられます。

解体工事の重機オペレーターは重機を扱うことができれば、女性でも活躍できる仕事です。重機や解体に興味がある人はこうした道を考えてもいいかもしれないですね。

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