避雷設備で装置を守れ!雷対策で避雷針を設置しよう

避雷設備で雷対策をしよう

こんにちは、今回の記事では電気設備に大きな影響を及ぼす雷を何とかするための設備である

避雷針設備についてお話していこうと思います。

避雷針という大体の人は、少しは聞いたことがあるのではないかと思いますが、

実際のところどのような構造で設置しているのかは知らない方がほとんどだと思います。

雷は非常に高電圧なものですので、対策を怠ると一度の落雷で機器が損傷やエラーを起こしてしまうことも多くあります。

そうならないために、知っておくことがたくさんありますので、今回の記事で少しでも知識を深めていただければと思います。

避雷針って何?

高いビルや工場の屋上を見てみると、とがったポールが立っていることを見かけることがあるかと思います。

屋上に設置するものとしてはアンテナもあるのですが、避雷針という名前の通りまっすぐでとがっているものは

雷対策で設置されている避雷針です。

この部分で雷を受け止めて、地面に逃がすためもので建築基準法にて設置が義務付けられている建物には必ず設置する必要があります。

避雷針という名前からすると、雷を落ちないようにする設備と思われる方もいるのですが、

実際のところは逆に雷からの被害を避けるために設置しています。

避雷針を設置しなくてはいけない建物の基準ですが、これは高さが20mを超える建物の場合となっています。

この基準は建築基準法によるものですが、たまに危険物を扱う建物では高さに

関係なく消防法で設置が義務付けられています。

避雷針の施工について

屋上の受雷部

避雷針は屋上につけられているものを受雷部といい、この部分は屋上にコンクリートで基礎を作りそこに固定するような形で建てます。

そのほかにも屋根に導線を何本も並行に設置して直接そこで雷を受けるという手法もあります。

屋根に導線を設置するタイプについては、避雷針のように突出したものが出ないため、建物の外観にこだわるのであれば採用されることもあります。

建物の高さが高くなると、屋上だけでは保護が足りず建物の側壁にも受雷部を設置しなくては行けなくなります。

保護レベルにもよりますが、一番高いレベルであれば20mごとに1箇所、一番低いレベルであれば60mごとといったところに受雷部を設ける必要があるのです。

これが施工上ものすごく手間が増えてしまうので、なんとかして屋上の保護部を突出させて

側壁の保護範囲を広げたりと工夫することがありました。

屋根から地中までのルートである引き下げ部

この受雷部だけでは受けた雷はどこに流れるかわからないため、そこから地中までのルートを作るのも、避雷設備の一部になります。

基本的には避雷針に導線を付けて電気の道をつくり、それを地中に埋めてある接地極まで繋げればOKなのです。

このルートにもいろんな考え方があり、建物が鉄骨のような電気を通すものである場合にはそこを有効活用しても問題ありません。

鉄骨などのルートがない場合は、引き下げ導線というものを施工する必要があります。

引き下げ導線も数が多い方が雷の電流が分散するので、非常に効果的です。

引き下げ導線の本数は建物の保護レベルによって違っており、レベルの高い建物ほど本数が多くなります。

地中に逃がすための接地部

引き下げ部を通じて、流れてきた雷の電流を地面に流すために埋め込む電極です。

600㎜~900㎜の電極を杭のように打ち込んでいきます。

この電極の接地抵抗を10オームいかにする必要があるのですが、その土地ごとの地質によってなかなか抵抗値が下がらないこともあります。

そのような場合には、電極を数多く打ち込むことになってしまいます。

私が過去に経験した本数で一番多いときには15本前後の接地極を打ったこともあります。

地質がいい場合には1本でも済むこともあるので、相当、運が悪かったということですね。

雷から身を守るには

建物の保護については、上記のような形で避雷設備を整えておりますので落ちても大丈夫にはなっています。

でも、万が一、人に落ちた場合にはほとんどが即死してしまうくらいのダメージを受けてしまいますので

一般的な雷への知識もご紹介しておきましょう。

雷が落ちる時に建物のそばや木のそばにいれば、安全そうなイメージはありませんか?

雷が建物や木に落ちた場合、そのまま地面に向かって電流が流れます。

でも、実は近くに人がいると、時と場合によっては雷が人の方に来ることがあります。

これは人のほうが建物や木よりも電気的な抵抗が低いために起こるのです。

ですので、雷のときには建物や木からある程度離れておくといいでしょう。

そうなると雨でずぶ濡れになってしまうのですけどね、、、

車の中は安全ですので、可能であれば車の中にいるほうがいいでしょう。

何にしても雷が落ちるような天候のときには外出しないのが一番いいのは言うまでもありませんね。

まとめ

雷というのは想像以上に危険な自然現象です。

あまり身の回りで起こることが少ないですが、知識として持っておいて損はないとも思います。

もし身の回りで避雷針を見かけたら、今回の記事のことを思い出していただければ嬉しいです。

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