安全な玉掛けの作業を実施する為に玉掛け作業の手順と合図を解説

皆さんこんにちは!

今回は「玉掛け作業」について徹底的に解説していこうと思います。

 

このブログを最後まで読むことで一通りの玉掛け作業に関する知識は

手に入ると思いますのでしっかり読んでください!

 

1、玉掛け作業者って?

まず初めに玉掛け作業者について簡単に説明していこうと思います。

玉掛け作業者とは、玉掛け技能講習、玉掛け特別講習を修了した人を指します。

そのままですね笑

 

ではそもそも玉掛けとは何なのか?

簡単に説明すると、クレーンに荷をかけたり、外したりする作業のことです。

この作業をするには資格が必要となるんです。

 

運転士と玉掛けする場所が遠いってケースもありますよね?

そんな場合は、クレーンを運転する人だけでは一連の作業ができないので、

指示を出す人も必要なのですが、この人も資格を有していなければなりません。

 

よって一般的にこういった業界で勤務する人は、

クレーンの運転資格と玉掛け資格が両方必要になってきます。

大変ですね、、

 

ロープを荷に巻きつけて釣り上げたり、玉外しの作業なども全て含めて「玉掛け作業」なので、

やるべきことは非常に多いです。

 

 

2、受講資格と、技能講習について

 

受講資格については技能講習、特別教育ともに年齢制限はないです。

しかし就職できるのが18歳以上なので、中学生ができるかと言われれば答えはノーです笑

 

技能講習に関しての講習科目や時間などは、玉掛け技能講習に基づいて決められています。

講習科目に関しては以下の通りです。

 

  • 学科
  1. クレーン等に関する知識(1時間)
  2. クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識(3時間)
  3. クレーン等の玉掛の方法(7時間)
  4. 関係法令(1時間)
  • 実技
  1. クレーン等の玉掛(6時間)
  2. クレーン等の運転のための合図(1時間)

学科、実技ともに修了試験が課されます。

自動車免許と似てますね笑

 

特別教育に関しては各事業所などで行われます。

時間はトータルで9時間の設定です。

 

内容は以下の通りです。技能講習と同じですが、

時間が違いますね!

 

  • 学科
  1. クレーン等に関する知識(1時間)
  2. クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識(1時間)
  3. クレーン等の玉掛の方法(2時間)
  4. 関係法令(1時間)
  • 実技
  1. クレーン等の玉掛(3時間)
  2. クレーン等の運転のための合図(1時間)
  3. クレーン等の玉掛けの方法

また、安全衛生教育というものも受けなければなりません。

内容は以下の通りです。

 

  • 学科
  1. 最近の玉掛用具の特徴(1.0時間)
  2. 玉掛用具等の取扱いと保守管理(2.5時間)
  3. 災害事例及び関係法令(1.5時間)

技術だけではなくて、リスクに対する知識もこの手の仕事では必須になってきます。

 

 

3、玉掛けの作業手順と合図について

 

次に玉掛け作業の手順と合図について解説していきます!

この合図でクレーンを誘導していきます。

手順は大まかに以下の通りです。

 

1.荷物にふさわしい吊具を選ぶ。
2.荷物の重量、重心を勘案し、吊具を掛ける位置を決める。
3.ワイヤーなどの用具の損傷を確認する。
4.手信号や笛を使ってクレーンを誘導する。
5.荷物が地面を離れた段階でクレーンを止め、フックの状態や傾きなどを確認する。
6.周囲に人が居ないことを確認する。
7.荷物を目的地へ誘導する。

ちなみにこの合図には大きく分けて2種類あります。

1つ目は比較的、玉掛け場所とクレーンが近い場合で、この時は手と笛で合図をします。

もちろん玉掛け作業者とクレーンの運転手どちらもがこの合図を理解しているのが前提で

作業を円滑に進めていく必要があります。

 

基本的な合図は以下の通りです。

 

意味 手(旗)
呼び出し 片手を高くあげる 長く一声
位置の指示 指で方向を示す
巻き上げ 片手を上に上げ輪をかく 短く二声、間を置いて
巻き下げ 手のひらを下にして下へ 短く三声、間を置いて
ブーム上げ 親指を立てて上へ
ブーム下げ 親指を立てて下へ
水平移動 手のひらを移動方向へ
微動 小指で巻上げ・巻下げ 操作指示前に短かく一声
ブームを伸ばす 拳を頭に乗せた後、親指を立てて握りこぶしを斜め上へ
ブームを縮める 拳を頭に乗せた後、親指を下に向けて握りこぶしを斜め下へ
停止 手の平を高く上げる 中長一声強く
急停止 両手を広げ高く上げて振る 短く連続して
作業完了・終了 挙手又は頭上に交差 短く連続して

 

2つ目は無線による合図です。

これは玉掛け場所とクレーンが遠い場合に利用されます。

そのため無線での作業が必須になってきます。

 

基本的な合図は以下の通りです。

 

フックを巻き上げる 「ゴーヘッド!」「巻いて!」「巻き上げて!」
フックを巻き下げる 「スラー!」「下げて!」「降ろして!」「巻き下げて!」
ブームを起こす 「親ゴー!」「起こして!」「ブーム上げて(起こして)!」
ブームを伏せる 「親スラー!」「寝かせて!」「伏せて!」「ブーム下げて(倒して)!」
ブームを伸ばす 「伸ばして!」「ブーム出して!」
ブームを縮める 「縮めて!」「引っ込めて!」「ブーム縮めて!」
旋回する 「右(左)旋回!」「右(左)へ回して!」

 

4、玉掛け作業員の気になる年収は?

 

最後に玉掛け作業員の年収を発表します!

結論から言うと、男性の場合は約426.8万円、女性は約378.7万円です。

 

年収では女性の方が少ないですが、ボーナスは圧倒的に女性の方が多いです。

また平均勤務年数も女性の方が長いというデータがあるので、決して女性の方が不利

という仕事ではないと思います。

 

また玉掛け作業員の年収は年々増加傾向です。

リスクの伴う責任のある仕事ですから、今後も平均年収は増加していくでしょう。

 

今回は以上です!

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