施工管理の本音をお伝えします。

施工管理の仕事の本音を教えます

こんにちは、今回の記事では施行管理の仕事について実際にやってみてどんなふうに思っているのかを本音でお話していきたいと思います。

施工管理の仕事は就職サイトや転職サイトなどでもたくさんの募集があり、人手が足りていなのではないか、激務という話も聞くけれど実際のところはどうなの?といった疑問にお答えしていきたいと思います。

私個人の意見になりますので、あくまでも参考として聞いていただければと思います。

施工管理はきつい?

施工管理の仕事はきついと言われていますが、実際のところ世の中の職種の中ではかなりきついほうだと思います。

体力的にも精神的にも負担はものすごく多いです。

身の回りの施工管理をしていた人でも身体を壊して内勤に移っていく人も多数います。

仕事の時間も長く休みも少ないため、独身の人が結構な割合でいる印象を持っています。

朝早くから現場に向かい帰る頃には日付をまたぐなんてこともよくあります。

現場監督の仕事はどこまでやっても終わりのない仕事です。

逆にどこまでやるかをうまくコントロールできるようになると多少は楽になってきます。

施工管理を初めて、そのコントロールの権利が上司にあるような状態だと辛いことが多く、やめたくなる人が多いと思います。

ということで、施工管理は離職率が非常に高い仕事ではあります。

その分求人も多いということですね。

施工管理の権限

施工管理というとその現場の責任者を務めることになります。

そのため作業員の方たちはどれだけ経験を積んだ熟練の作業員の方でも施工管理の人の言うことを聞いてくれます。

その分、明確な指示を出さなくていはいけないという責任も伴ってきますので、大変なところも多くなってきます。

作業員の方たちからは実際に作業をするわけでもないため、楽そういいなといったお話を言われますが、じゃあ施工管理をやったらいいと思いますと返したくなりますね。

自分のミスであっても作業員の方々のおかげでなんとかなっていることも多数あるので、作業員の方の技術に助けられています。

施工管理はお金との勝負

施工管理をする上で大事なことは、最初に定められた受注金額で施工を完成させ利益を上げることとなります。

工事現場で使う資材もそうですが、そこで作業してもらう人たちの人件費などすべての予算を管理した上で利益が出るように工面しなくてはいけません。

そのためには、手戻り作業などがないように一回の施工でやり直しをしなくて済むように効率よく仕事ができるように準備をする必要があります。

施工管理の仕事は準備が8割で実際の作業は2割と言われているくらい、準備が大切な仕事です。

施工管理として経験を積むことで先を読む力が大きくなるため、続けていれば施工管理の仕事は楽になってきます。

施工管理のいいところ

ここまで施工管理は厳しいというお話しかしていませんが、そんな中でもいいとまでは言わないですが、悪くないなーと思えるところを合わせて紹介していきたいと思います。

上司がいない

施工管理のは先程もお話したとおり工事現場では責任者であり、会社の上司などと一緒に仕事をしなくてもいいというところがメリットではあります。

その分、他業種とのやり取りはありますが、そこは上からではなく対等にお話を持っていくこともできるので、常に上司のいる環境で仕事がしたくないという方にとってはいいのかもしれません。

作業員の方とだべる

工事現場では10時や15時に休憩を取るのが通常となっています。

その時間帯に休憩所に帰ってくる作業員の方と打ち合わせをしたりするのですが、作業員の方は割と気前のいい人たちが多く、話していてもストレスなく楽しく話ができる事が多いです。

自分が責任者だからというのもあるのですが、そうして話ができる環境は良いと思います。

経費で飲みに行ける

工事現場の予算の中には交際費が何%か含まれていて、現場の他業種の方との交流会や作業員の方の慰労会などの費用を捻出することができます。

その分の予算のやり取りも自分の現場の費用から計上できるので、そうしたところは融通が効いて嬉しいです。

また、協力会社の社長さんが飲みに連れて行ってくれることも割とあるため、その場合は自分のお金を出さなくても、飲み会や接待のあるお店などにもいくことができるのでいろいろな体験ができて良かったと思います。

施工管理の本音まとめ

施工管理の本音ですが、やっぱり他の仕事よりも大変な仕事だと思います。

やめていく人も多くいますし、その気持もよくわかります。

でも、その中でも悪いところばかりではなく、堅苦しい形式張ったところが少ないため、合う人にとってはとてもいい環境なのかもしれません。

前評判だけでいくとやめておこうとなる業界だと思いますが、やってみようと思う気持ちがあるのであれば、一度飛び込んで見ることがいい結果につながるかもしれませんので、ぜひ検討してみてください。

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