電気工事でよく使用する電動工具
こんにちは、今回の記事では電気工事で使用する、あると便利な電動工具類のご紹介を指定校と思います。
一昔前までは、人の手で使うものばかりでしたが、工具の世界も日々進歩しており
いろいろな電動工具が出揃ってきています。
電動工具は電源ケーブルをコンセントに指すものもあれば充電式のものもあり、いろいろな場面で活躍しています。
中古販売でもかなり高価に取引されており、その需要の高さが伺えます。
電動工具のにはどんなものがあるの?
基本的に力作業で時間がかかるものををお手軽に済ませてくれるような、工具が多いような気がします。
充電式のものはコンパクトで小回りがきき、作業も早く済みますが、パワー不足なので使えないときもあったりします。
逆にコンセントから電源を取るタイプは人の手よりも圧倒的に大きなパワーが出るので力仕事にはとても役立ちます。
その代わり持ち歩けないため、工事現場の中に作業場を設けて設置するような感じになります。
こんな漢字の工具がありますが、一つ一つ見ていってみましょう。
インパクトドライバー
これは充電式の小型なものなのですが、ものすごく便利なので持っている人は電動工具の中でも一番多いのではないでしょうか。
電気工事士であれば、ネジを締める機会がものすごく多いため、最早ないと作業にならないという人もいるくらいの工具です。
できることと言えば、ネジを電動で締めたり緩めたりするだけなのですが、人の手でやるとこれが時間かかってしまうんです。
電気工事のネジの締め方はある程度決まった力で締めなくてはいけないのですが、インパクトドライバーだと自動で締める力を決めているので、締め過ぎであったり緩かったりというムラが出ないのもいいところですね。
ハンマードリル
ハンマードリルは強力な打撃とドリルの回転でコンクリートなどに穴を開けることができる電動工具です。
コンクリートにアンカーを取り付けて、全ねじボルトをつけるにはこの工具が必須になります。
コンクリートに穴を開ける作業はものすごく力がいるので、私はこの作業を手作業でやっている人を見たことがありません。
電気工事ではコンクリートにアンカーを打って、そこからものを吊るすというものがかなり多くあるため
ハンマードリルはそういった場面で大活躍です。
充電のものも、コンセントタイプのものも両方あり、必要なパワーに応じて使い分けるといいでしょう。
パワーカッター、チップソー
円盤状ののこぎりを丸のこというのですが、その丸のこが電気で回るものを電動丸のこといいます。
これを通称パワーカッターもしくはチップソーというのです。
のこぎりというのですが、切るものは木材ではなく金属配管やケーブルラックなどの金属部材を切るのに使います。
電気工事では金属部材を組み合わせてケーブルを各所に持っていくことになりますので、金属部材の加工に使う電動工具が活躍する場面はかなり多くなっています。
バンドソー
バンドソーもパワーカッターと同様に金属材料を切るのに使える電動工具になります。
材料を置いて動かすと自重で少しずつ切ってくれるので、とても正確に切れるのも魅力の一つです。
パワーカッターと違い火花などが出ないため、火気厳禁の場所でも使用できるのも強みですね。
大型のものから、充電式のものまであるので用途に合わせて使い分けましょう。
現場でよく見かけるものはどちらかというと大型のものですね。
全ねじカッター
電気工事ではものすごく多くの場面で、全ねじボルトを使用します。
支持を取るときにはほとんどと言っていいほど全ねじボルトを使用するため使う機会はたくさんです。
その全ねじボルトを切るための道具である全ねじカッターも使用頻度が多くて当然ですね。
この全ねじボルトですが、私が現場で見ている中で手作業で切っている方はほぼ見たことがないです。
ただ切れるのが1本ずつですので、効率が悪いのか10本くらいをビニールテープでまとめて、バンドソーで切ってしまう方もいます。
現地で調整しながらしようするなら全ねじカッターで、長さが決まっているのであればバンドソーといった感じですね。
ディスクグラインダー、サンダー
こちらは電気工事だけでなく多くの業種の方が使用している回転式の金属加工の電動工具ですね。
ここまで紹介してきた工具でもそうですが、金属材料を加工することが多いためこのような工具も必需品となっています。
全員が持っているというようなものでもありませんが、作業員の各グループごとに1台はあるようなものとなっています。
よく使う電動工具のまとめ
日々作業をする作業員の方は、どれだけ作業を早くできるかによって帰る時間や収入にも影響してきます。
電動工具自体はとても高価なものですが、購入することで得られるメリットも考えるとやはり持っておくべきものではないでしょうか。
高値で売れるため工事現場では盗難にあったりすることもあるので、電動工具用の保険などにも加入しておきましょう。
うまく使って現場をうまく回していきましょう。