建設業とは一体なに?建設業法における業務の区分についてご紹介します!

これまで、当たり前のように建設業や解体業の仕事内容や資格についてご説明してきましたが、そもそも建設業って何なの?ということには触れていませんでした。前回、解体業は法改正によって新たに新設された業種区分であることは説明しましたね。今回は、建設業に関わる業務についての明確な区分についてご紹介していきます!

 

基本は「建設業法」

以前も少し触れたのですが、この業界は基本的に「建設業法」が定める規定によって成り立っています。この一部改正によって、解体工事業が新設されたのでしたね。さて、この中では建設業についてどのように区分されているのか見ていきましょう。詳しく紹介すると、ものすごい量になってしまうので、まずはその区分自体を紹介しますね。

 

・土木工事業

・建設工事業

・大工工事業

・左官工事業

・とび、土工工事業

・石工事業

・屋根工事業

・電気工事業

・管工事業

・タイル、れんが、ブロック工事業

・鋼構造物工事業

・鉄筋工事業

・ほ装工事業

・しゅんせつ工事業

・板金工事業

・ガラス工事業

・塗装工事業

・防水工事業

・内装仕上工事業

・機械器具設置工事業

・熱絶縁工事業

・電気通信工事業

・造園工事業

・さく井工事業

・建具工事業

・水道施設工事業

・消防施設工事業

・清掃施設工事業

 

こうした業種を大きく括った時に、「建設業」と言ったり「建築業」と言ったりしています。ふたを開けてみるとこんなにたくさんの種類があるのですね。

会社の名称のちがいって?

さて、ここからは建築業関連の会社について少し説明していきます。皆さんは、工務店や建設会社というのを聞いたことがありますよね。街中で掲げている看板なども、○○工務店とか△△建設会社とか表記のしかたに違いがあります。ただ、これについては法律で明確に区分されているわけではなくて、一般的にこうであるとか、伝統的にそう呼ばれているという程度のものなのですが、ある程度こういったものをそう呼ぶというのをご紹介していきます。

 

工務店とは

まず、「工務店」です。工務店は、戸建て住宅の建築を請け負う場合が多く、その土地に根差した会社であることが多いです。工務店にも様々ありますが、一般的には請負った建築物の工事を専門工事業者へ振って、建物の完成までの監督を行なう場合が多いです。こうした一般的な工務店というのは、個人経営の小さな会社というイメージが強いですよね。しかし、そうでない工務店もあります。フランチャイズの加盟店である工務店も存在します。この場合、本部が存在してそこで管理される工法や規格にのっとって、施工を行っていきます。ですから、必ずしも小規模な会社が工務店であるというわけではありません。また、地域密着型でも規模の大きな工務店もあります。

 

ハウスメーカーとは

よくTVのCMが流れているのは、ハウスメーカーが多いですよね。やはりこちらは大規模なものが多く、本社があって支店を各地に展開しているというパターンが多いです。ハウスメーカーで住宅を作る場合は、規格や資材が統一されているため、一括して工場で建築部材を加工することになります。これが町の工務店とは大きな違いになりますね。一方で、自由な設計という面では大手ハウスメーカーはやや自由度が劣ることにはなるでしょう。そうした面を、企画住宅などで建築費用を抑えるなどしてカバーするのがよく見られるパターンです。

 

建設会社とは

工務店・ハウスメーカーはどちらかというと、戸建て住宅を建設するのに長けていますが、建設会社は先に説明した工事関連を手広く請け負っている場合が多いです。建築だけでなく、土木工事や設備工事も行っていくのが建設会社というわけです。

 

ゼネコンとは

ゼネコンとは、ゼネラル・コントラクターを略した言葉です。日本の建築業界でよく聞く名称だと思いますが、日本語に訳すと総合建設業者ということになります。請負う仕事は基本的に、公共事業、つまり道路や病院、橋やダムの建設などです。こうした工事を請負って、作業自体は下請け業者に回すなどの方法で、大きな工事を監督していきます。

 

このように、建設する建築物の種類や工事の範囲によって、なんとなく会社の名称に違いが出ているのがおわかりいただけたでしょうか?

ちなみに、これとはちょっと毛色が違いますが、以下のような会社もあります。

建築設計事務所

建築設計を主として行なう会社です。工務店などからの委託を受けて、設備計算を行なうこともあります。また、設計した建築物の工事を専門工事業者に委託することもあります。法律の定めによって、建築士が常駐するようになっています。

 

まとめ

このように、建築関係と一口に言っても様々な業種があることがおわかりいただけたと思います。さらに、その中でも建設業において、日頃明確にすることのない会社の違いなどにも触れました。それぞれの業種について、これからも紹介していこうと思います。

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 登録されている記事はございません。
ページ上部へ戻る