建築系「博物館」に興味はありますか?建築倉庫ミュージアムに行ってみよう!

建築倉庫ミュージアム

日本には、いくつか建築系の博物館や資料館というものがあります。足を運んだことはありますか?その中でも今回は、「建築倉庫ミュージアム」についてご紹介していきましょう!

 

国内初の建築模型博物館

このミュージアムは2016年6月に東京都品川区に開設されたミュージアムです。建築模型や建築に利用した制作物を集めて、展示・保管しています。ミュージアム内で見ることのできる模型の他に、隣の倉庫でも様々な模型を保管しています。この取り組みによって、日本における建築の文化や歴史を保存していこうとしています。また、定期的に企画展を行っており、建築分野の人たちのみならず一般の人も楽しめるミュージアムとなっています。

 

建築家たちの功績を残すことができる!

こちらの、「ARCHI-DEPOT ONLINE」を利用すれば、建築家たちは作った模型を倉庫に保管し、さらにオンラインでそのデータや功績を披露することができます。これによって、行き場のない模型を活用することができる上に、自分の模型や設計についてアピールすることができるようになっています。

 

https://online.archi-depot.com/

 

初期費用はかからず、模型1ユニット・月500円で利用できるので、利用を考えてみてもいいかもしれませんね!

 

基本情報

建築倉庫ミュージアムの基本情報についてお伝えしておきます。

建築倉庫ミュージアム

画像出典:建築倉庫ミュージアム公式HP

 

<所在地>

東京都品川区東品川2-6-10 建築倉庫ミュージアム

東京モノレール 天王洲アイル駅 徒歩5分

東京臨海高速鉄道りんかい線 天王洲アイル駅B出口 徒歩4分

JR品川駅 港南口 徒歩15分

 

<開館時間>

11:00~19:00(入館は18:00まで)

ミュージアムショップは11:00~18:30です。

月曜定休(月曜祝日の場合は、翌火曜休館) その他、企画展準備や年末年始で休館あり。

 

<入館料>

一般:3100円

大学生・専門学校生:2000円

小中高生:1000円

 

<新型コロナ対策>

新型コロナ対策として、入館チケットの購入方法が「事前予約制」となっています。

詳しくは、ミュージアムの公式HPをご覧ください。

https://archi-depot.com/visit

 

館内は、消毒液による手指消毒と、マスク着用が必要です。また、入館時に検温があります。今となっては、こういった対応が普通となってしまいましたね。

現役の建築関係の方はもちろんのこと、建築系を専門に勉強している学生さんには、良い刺激となるのではないでしょうか?

 

建築系の博物館は他にもあるの?

さて、国内には建築倉庫ミュージアムだけでなく、他にも建築系の博物館や資料館があります。いくつかご紹介しましょう。

 

文化庁 国立近代建築資料館

この資料館も比較的最近できました。開館は2013年5月となっています。実は、日本の建築文化やその研究、歴史についてはこれまで保管が十分されてこなかったのです。これは由々しき事態だとして、文化庁が設置したのが国立近代建築資料館です。

展示物の他に、申請すれば保管している資料を見ることができます。

 

<所在地>

東京都文京区湯島4-6-15 湯島地方合同庁舎内

 

<開館時間>

10:00~16:30

 

<入館料>

無料

 

集合住宅歴史館

この歴史館では、RC集合住宅の100年にも及ぶ歴史などを、実物展示を通して知ることができます。UR都市機構によって管理・維持されるこの歴史館ですが、現在は新型コロナウイルスの影響で一部公開中止されていますので、詳しくは公式HPをご確認の上、足をお運びください。

 

https://www.ur-net.go.jp/rd/index.html

 

<所在地>

東京都八王子市石川町2683-3 独立行政法人都市再生機構 技術研究所内

 

<開館時間>

月曜日~金曜日(祝日、年末年始、URの指定する日を除く)

13:30~16:30(事前予約制)

 

<入館料>

無料

 

申し込みは、電話かEメールで事前予約が必要となります。

 

古き良き建築物を見る

割と近代的な建築についての博物館や資料館をご紹介しましたが、もっと古い時代の建築物を間近でみることができるところもあります。

 

博物館 明治村

この博物館は、明治時代の建築を間近で見ることができる施設です。特に、開国後日本の建築は海外の技術を基に急速に進歩しました。その過程や歴史をかいまみることができる明治村は、建築の歴史に興味がある人にとっては非常に面白い場所だと思います。

<所在地>

愛知県犬山市字内山1番地

 

<開館時間>

開館時間は時期によって異なります。

3~7月、9~10月…9:30~17:00

8月…10:00~17:00

11月…9:30~16:00

12~2月…10:00~16:00

休館日はその年によって異なりますので、詳しくは公式HPをご覧ください。

https://www.meijimura.com/guide/open/

<入館料>

大人…2000円

大学生・シニア…1600円

高校生…1200円

小中学生…700円

※上記は通常料金です。

 

江戸東京たてもの園

江戸東京たてもの園は、広大な敷地を利用して文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、保存・展示する施設です。江戸東京博物館の分館として設立されましたが、あまりの広さですのですべて廻るのは結構な時間がかかります。こうした日本の建築の歴史をじっくり見ることができる施設は他にありません。江戸と名前に入っていますが、江戸時代だけでなく昭和の建物もたくさん保存されています。

<所在地>

東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)

 

<開館時間>

4月~9月:午前9時30分~午後5時30分

10月~3月:午前9時30分~午後4時30分

※休館日は、毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)。年末年始。

 

<入館料>

一般…400円

シニア…200円

大学生…320円

中高生…200円

※中学生(都内)…無料

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

日本には結構たくさん、建築関係の博物館・資料館があります。こうしたところに足を運ぶためにも、早くコロナが収まって欲しいと思いますね。旅行でお近くに訪れることがありましたら、是非一度足を運んでみてはいかがでしょう?

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