工事現場ではストレスがいっぱい
こんにちは、今回の記事では工事現場におけるストレスコントロール、メンタルの健康を保つ方法についてお話ししていきたいと思います。
施工管理の仕事というのは多くの方の間に入って、数多くの板挟みになって仕事を行っていくことになります。
しかも一度立場が悪くなるとなかなかそれを挽回することも難しくなり、それが原因でメンタルの健康を害してしまい、最悪の場合うつになることも考えられます。
自分自身を守るためにもメンタルヘルスについて知っておくことは必要ですので見ていってみましょう。
もちろん自分のメンタルの健康も大切ですが、そうした人が身の回りのいないかどうかも合わせて見ておいてあげるほうが良いでしょう。
これからお話することに該当するような人がいれば、注意をはらうようにすることをおすすめします。
メンタルが不健康になっているときの特徴
身の回りや自分の今の状況を見てみて次のことに当てはまるような人は自分のメンタルが少しずつ悪くなってきているということに気づいてほしいと思います。
身近な人にこういった人がいたら、気にして見てあげるようにしましょう。
メンタルの調子が悪い人の特徴
・表情に活気がなくなる
・口数が少なくなり、話さなくなる
・睡眠があまりとれていない
・食欲がない
・飲酒をよくするようになる
・仕事のミスが増える
・仕事の能率が悪くなる
・遅刻欠勤をする
・いつも楽しくなさそうにしている
こうした特徴に当てはまる、当てはまる人がいる場合は要注意と見ていいでしょう。
こうした状況になっている場合は、誰かに話しをできる状況を作りましょう。
自分の場合は身近な人や話しづらいようであれば心療内科などの病院にいくことも必要なことだと思います。
じっくり話をできるようになれば少しずつ解消されていくこともあるでしょう。
逆に身の回りにそのような人がいるときには話を聞いてあげるようにしてましょう。
メンタル不調の原因はパワーハラスメント?
施工管理の仕事をしていて、メンタルがやられてしまう人の特徴は真面目で優しい人が多いと言われています。
いい加減な人ほど何を言われてもどのような状況に置かれても気にしないものです。
それはそれで良い性格だと思いますが、そうありたくないと思う人も多くいるでしょう。
人によって同じように接していても、受け取り方は様々です。
一つ間違えると自分の行動がパワハラになっているということもあるかもしれません。
ここでは職場のメンタルヘルスに深く関連しているパワハラについて見ていってみましょう。
パワハラの定義
厚生労働省ではパワハラの定義を以下のように定めています。
職場のパワーハラスメントとは
職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
職務上の立場を利用して相手に何かを共用するようなことをしていればそれはパワハラの範囲になるでしょう。
自分よりも立場の弱い人に向かって無理難題を押し付けるようなことをしていたらそれは相手のメンタルを害してしまっているかもしれませんよ
パワハラの種類
パワハラの種類は以下の6つに分けられています。
・身体的な攻撃
相手に対して暴力を振るうなど
・精神的な攻撃
相手を侮辱したり、脅したり、暴言を吐くこと
・人間関係からの切り離し
他の人達から切り離し孤立させること
・過大な要求
明らかに多すぎる業務を与えて無理をさせること
・過小な要求
明らかに自分の能力よりも低い仕事をさせること
・個の侵害
プライバシーを侵害すること
これらのどれかに分類されますが、世の中のすべてのパワハラのケースをきれいに分けることはできませんので大きくどこに入るかくらいの認識で良いと思います。
もしパワハラを受けていたら
自分もしパワハラを受けている、パワハラを受けている人を見逃せないという人に対策をお伝えしておきたいと思います。
まずはそのような行為をしてくる人との関係性を良好にしてみるようコミュニケーションを取るようにしてみましょう。
それで改善するようなことも実は多くあったりします。
ですが、そうもいかない人もたくさんいると思います。
自分の行動は変えられますが、人の行動を帰ることはできません。
パワハラ認定をできるだけの材料を集めて、問題提起をして解決を図るか、然るべきところに訴えるか、そういった手段も考えて良いでしょう。
施工管理のメンタルの健康まとめ
工事現場で施工管理をしているとストレスが溜まることがたくさんあります。
もちろんそれらのストレスは自分の対応や行動を改めることでなんとかできることもたくさんあります。
そういった範囲であれば自分からの努力で改善することをおすすめしますが、それでも改善できない他人が原因である場合はどうしようもありません。
そういう場合は働く環境を変えることも重要ですよ。