太陽光発電メンテナンス技士とは!資格取得のメリットをご紹介します!

実は、太陽光発電に関する資格というのは色々種類があります。例えば、設備のメンテナンスに関わる資格、あるいは太陽光発電を導入する際のアドバイザーなどの資格などです。今回は、これらの中でも注目を浴びている太陽光発電メンテナンス技士についてご紹介していきます。

 

太陽光発電メンテナンス技士とは

太陽光発電メンテナンス技士は、一般社団法人太陽光発電安全保安協会「JPMA」によって発行される、任意資格です。このため、国家資格ではありません。

この資格は、太陽光発電設備において、メンテナンスを行なうための基礎的な知識や技能、データの測定や清掃技術が一定の基準を満たしていることを示す資格です。特に、太陽光パネル施工業者によるアフターサポートの際のメンテナンスや、ビルメンテナンス業者の業務の一環として、この資格が注目されています。また、太陽光発電はこれから需要がどんどん増えていきます。そうした時に、パネルを設置したアパートやマンションなども増えていくことが予想されます。こうした建物の管理をする場合も、この資格を生かすことができます。

 

太陽光パネルの設置はできない!

さて、この資格はあくまで「メンテナンス」に特化した資格なので、太陽光パネルの設置をすることはできません。こうした設置業務を行なうためには、電気工事士の資格が必要となります。

太陽光パネルのメンテナンスの必要性

実は、太陽光パネルは元々「メンテナンスフリー」をうたわれて、エコな部分も相まって急速に導入が進みました。それが、今から約8年程度前のことになります。しかし実は、現在その頃に設置したパネルに不具合が増えているのです。

 

引用:JPMA公式HP

https://www.j-pma.jp/%E5%A4%AA%E9%99%BD%E5%85%89%E7%99%BA%E9%9B%BB%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%AF/

 

こちらのグラフを見るとおわかりのように、太陽光発電システムに関しての不具合は34%起きているということで、これが経過年数と共にさらに増えていくことが予想されます。そして、この不具合が些細なことによって、起きていることもわかってきているのです。例えば、下記のような事例で不具合が起きる可能性が確認されています。

 

・パネルに花粉や黄砂などの汚れが溜まっている。

・ひび割れが生じている。

・鳥のフンがこびりついている。

 

これが、パネルの不具合に関する一部の原因となります。このため、日頃から清掃や点検などのメンテナンスが必要であることがわかりますね。

また、そうした不具合の他にも設備の不具合も起きます。例えば、パネル自体の破損は無くても、周りの雑草が伸びきってパネルを遮ることで、発電量が低下してしまうということも起こるのです。この場合は、雑草の管理も必要になりますよね。あるいは、パネルを支えている設備が劣化して、パネルの傾きなどが変わってしまい、発電量が減るケースなどもあります。このように、発電量を維持するためにも、周りの環境を整え、設備を管理することが大切になってくるのです。

太陽光発電メンテナンス技士は、太陽光発電を支える縁の下の力持ちというわけですね。

 

太陽光発電メンテナンス技士の資格取得メリット

この資格の必要性についてはおわかりになったと思いますが、メリットはどうでしょうか?

 

・太陽光発電システムや設備の基礎知識について学ぶことができる。

・太陽光発電システムや設備のメンテナンス技術を習得することができる。

・50kw未満の低圧設備だけでなく、50kw以上の高圧設備や2000kwの特別高圧設備のメンテナンスを行なう上でも役に立つ。※ただし、法令点検を行なうには、電気主任技術者の資格が必要。

・受験資格がなく、誰でも取得することができる。

・資格取得後の就職や転職の際に、JPMAからサポートを受けることができる。

 

例えば、既に電気工事士や電気主任技術者の資格をお持ちの方は、この資格を+αで取得することによって、より業務の幅を広げることも可能です。転職にも有利ですね。また、別職種からの転職を考えている場合も、資格取得をしてしまえばJPMAが仕事の斡旋などもしてくれるので、アフターサポートも期待できます。

 

太陽光発電メンテナンス技士の資格を取得するには

 

①JPMA主催の講習(学科・技能)を受講する。

<学科>

・太陽光発電市場動向と関連法規

・太陽光発電の基礎知識

・メンテナンスの基礎知識

・不具合、トラブルの種類

 

<技能講習>

・Ⅳカーブの測定

・セルラインチェッカによる不具合箇所の確認など

・太陽光パネル設備の点検ポイントの確認など

 

②試験合格する。

 

費用は、65000円と少し高い印象を受けますが、この中にテキスト代・参考図書代・口座受講料・認定証やカード発行手数料なども含まれます。試験まできちんと合格すれば、それ以上の費用はかからないということですね。ただし、この資格の有効期間は3年で、更新する際には手続きと費用5000円がかかりますので、覚えておきましょう。交通費や宿泊費などもかかると予想されますが、オンライン講座もあるようなので、こちらも検討すると費用を抑えることができますね。

 

太陽光発電メンテナンス技士補

これは、資格予備校のLECとの連携事業で、太陽光発電メンテナンス技士の資格を取るための一つのステップと考えていただければよいかと思います。一応ご紹介すると、下記のような仕組みになっています。

 

・LECの太陽光発電メンテナンス技士補認定講習会を受ける。(費用:30350円)

※通信講座の場合は31370円

・太陽光発電メンテナンス技士「技能講習会」を受ける。(費用:35000円)

 

トータルの費用としては、直接JPMAの講習を受けるのとそんなに変わりません。メリットとしては、遠方でJPMAの講習を受けづらい場合は、通信講座で学べるという点でしょうか。どちらにしても、技士補の認定だけではあまり有用ではないので、最終的には技士の資格取得が目標となるでしょう。参考にしてください。

 

まとめ

今回は、民間資格である太陽光発電メンテナンス技士について詳しくお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。太陽光発電に関しては、既存の設備のメンテナンスの需要が高まっていくことでしょう。ですから、この資格をとって業務の幅を広げることも一つの選択となりますね。

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