厚生労働省の認定資格についてご紹介します!

以前、厚生労働省の社内検定認定制度について少し触れました。それって一体なんなのでしょう?そういえば、建設業の資格関係はやたらと厚生労働省の名前が出てきますが、そもそも厚生労働省ってなんなんでしょう?今回は、そういった疑問にお答えしていこうと思います。

 

厚生労働省ってそもそもなに?

日本には、内閣に下に省庁と呼ばれる行政機関が存在します。これは、学校で言うと委員会みたいなものです。生徒会があって、放送委員会とか図書委員会とか、それぞれの委員会がありますよね。こうして、組織のルールや体制を分業して管理することで、たくさんの人が組織に関わる仕組みを作っているのです。

それでは、厚生労働省はどんなことを担当する行政機関なのでしょうか?

 

・健康、医療制度など

・子ども、子育て支援など

・福祉、介護制度など

・雇用に関すること

・労働に関すること

・年金に関すること

・復員、戦没者遺族等の援護

・旧陸軍、海軍の残務整理

 

「厚生」という言葉は、人々の生活を健康で豊かにするという意味があります。これを考えると、この内容も分かりますよね。それに「労働」関係が加わってくるわけです。さらに、そこに下2つの部分が加わってくることは、あまり知られていないことかもしれないですね。

厚生労働省

技能検定制度

厚生労働省が実施する技能検定制度については、これまでも何度も触れてきました。ただ、制度自体については詳しくご説明していませんでした。要するに、「技能士」と名乗ることのできる国家資格を取得できる制度です。建設業の他にもたくさんの技能士資格があって、すべての職種を合わせて130種類の資格があります。

検定試験の実施については、その職種によって実施団体が異なる場合があります。都道府県職業能力開発協会が主催する場合と、民間の機関が実施する場合がありまのです。前者は、基本的に試験料が一律となっていますが、民間実施の場合はそれとは異なった基準で受験料が設定されているので、受験料金が異なる場合があります。

 

<なんのメリットがあるの?>

一番気になるのは、「技能士」の資格を取ってどんなメリットがあるかですよね。具体的なメリットをあげていきましょう。

・他の資格試験を受ける際に、一部試験が免除される場合がある。

・主任技術者になることができる。

・労働安全衛生法第60条に基づく「職長等に対する安全または衛生のための教育事項」の省略

・技能グランプリの参加資格

 

制度的なメリットとしては、上記のようになります。主任技術者になることができれば、年収アップにもつながりますよね。一方で、こうした制度的なメリット以上に、受験者のスキルアップがはかれるのは大きな魅力です。こうした技能検定の受験に関しては、会社も後押ししてくれる場合が多く、受験料を会社が負担してくれることも。資格を持っている人がいると、会社の信頼度もアップしますからね。また、こういった公的な資格制度を社内評価に活用する会社もあるようです。

 

詳しくは、技能検定制度等に係るポータルサイト「技のとびら」

https://waza.mhlw.go.jp/kenteiseido/

で確認することができますので、「技能士」に興味がある方は是非一度ご覧になってみてください!

 

社内検定認定制度

こちらの制度が、前回の記事で少し触れた窯業系サイディング塗替え・張替え診断士(民間資格)が認定されている制度です。これは、企業や団体などが自主的に内部で行っている検定制度の中で、厚生労働省が定めた基準を満たしており、かつ技能振興上奨励すべきと認めたものを認定する制度です。要するに、単に社内でやってる資格ですよ、というものから厚生労働大臣が認める格の高い資格なんですよ!ということをアピールすることができるという制度です。もちろん、実際に定められた基準を満たしているわけですから、資格としてきちんとしていることを証明していることになるのです。認定社内検定を導入している企業や団体を見ると、有名な会社の名前がズラリと並んでいます。

 

<どんなメリットがあるの?>

これは、受験者というよりは資格制度を運営している企業・団体側にどんなメリットがあるのかという話になります。厚生労働省が言うには、

 

・従業員のスキルの見える化、標準化

・従業員のモチベーションアップ

・知識、技術の向上

・若手従業員の定着、新入社員の採用

・社内での技能評価への権威付け

・有資格者の実績への寄与

・顧客の評価

・業界内での地位向上、差別化

・地域産業振興に貢献

・広報効果、企業ブランドの向上

 

要するに、従業員のスキルアップと同時に箔がつくことで企業そのものの宣伝にもなりますよ!ということです。ですから、どうせ社内で独自の検定制度を実施するなら、厚生労働省に認定してもらった方がいいよねということなんです。ただし、やはり簡単に認定してもらえるものではなく、きちんと手続きを踏んでいく必要があります。

詳細は、厚生労働省の公式HPをご覧になってみてください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/ability_skill/syanai/index.html#0001

 

まとめ

このように、厚生労働省が実施する資格制度には、2種類あることがわかりましたね。これまでご説明してきた技能士というのは、ここに由来するものなのです。厚生労働省は、人材育成のためにこうした制度を運営していますので、企業側はこれらをどんどん活用していくことで、国にとっても企業にとっても、そして資格を取得する人にとっても有意義なものになっていくといいですね。

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