分電盤と配電盤の役割って何?|いろんなブレーカーが入ってます

分電盤と配電盤は大切な設備

こんにちは、今回の記事では電気設備の中で受変電設備につづき、電気を各所に送っていくために必要となる分電盤や配電盤についてお話していきたいと思います。

これら2つについては電気設備の中でも製作に時間がかかるものでもあり、設計するに当たり検討事項もたくさんあって大変なものですが、それだけ重要な設備ですので覚えておきましょう。

分電盤と配電盤について違いがよくわからないという人にもわかりやすくお伝えできればと思いますので、ぜひ読んでいってください。

分電盤と配電盤の違い

この2つについて何が違うのかというと、言葉が似ているだけで中身は全然違うので区別さえつくようになれば、すぐに分かるようになります。

配電盤

まず配電盤の方からお話していくと、配電盤は受変電設備と一緒にある設備になります。

電力会社から電力を受け取りまず、開閉器などを通り、いろんな計器を取って変圧器によって電圧を低圧に変化させます。

こうして低圧に変化した電力を送るためにたくさんのブレーカーが付いているところが配電盤としていうのです。

つまり、配電盤は受変電設備の一部だと思っておいてください。

そのため、高圧受電をしていない建物や一般家庭ではまずないので、身近にあるものはすべて分電盤だと思ってOKです。

配電盤にはキュービクルタイプと開放型の2種類があり、昔は建物の中に電気室を用意してその中に開放型の配電盤を作ることが多くあったのですが、現在ではあまり見られません。

ほとんどがキュービクルを利用しています。

コンパクトに収納できて耐久性も高いことがその理由に上がります。

屋外でもよく見ますが、電気室を作った中にキュービクルを置くということもよくあるのです。

分電盤

次に分電盤についてお話していきましょう。

分電盤は受変電設備で低圧に変換されてきた電気を更に細かく分けるために用意します。

分電盤に来るまでは低圧電気の大きなケーブルで来るだけですが、そこから照明やコンセントの1つ1つに分けていくのです。

分電盤があるおかげで各部屋で電気製品が使用できるようになるのです。

この分電盤にはたくさんのブレーカーが付いていて、そのブレーカーごとに電気回路ができています。

分電盤の中のブレーカーには漏電をしていないか、電気を使いすぎていないかを制御する仕組みが付いています。

そのため、電気を使いすぎるとブレーカーが落ちて電気回路に負荷がかかりすぎないように止めてくれるのです。

ブレーカーの種類

配電盤や分電盤にはいくつものブレーカーが付いています。

ここではそれらの種類をご紹介して行きます。

アンペアブレーカー

配電盤にある大型のブレーカーだったり、一般住宅で一番初めに電力を受ける大きめのブレーカーのことを言います。

ブレーカーにはどのくらいの電流が流れてもよいかという数値があります。

ここが動作するくらい電力を使っているのであれば契約内容から見直す必要があるほどまずい状況です。

あまりアンペアブレーカーまで落ちるような状況は発生することはありません。

安全ブレーカー

安全ブレーカーはアンペアブレーカ-と同じく指定以上の電流が流れると作動するタイプのブレーカーです。

このブレーカーについては結構な頻度で落ちたりします。

特に古い家なんかでは現在のようにたくさんの電力を使用することを想定しない物も多いため、ドライヤーだったり電子レンジだったり、オーブン、電気ケトルなど瞬間的に電力をたくさん使うものが重なると落ちてしまいますので、注意が必要です。

あまりによく落ちるようでしたら、違う回路のコンセントを使用するなどが必要ですね

漏電ブレーカー

漏電ブレーカーは名前の通り漏電が起きてしまったときに電気を遮断してくれる機能がついたブレーカーです。

漏電をしていると必要以上に電気代がかかったりしますし、何より火災にまで発展する可能性があるので、この漏電ブレーカーがよく落ちるような場合は早めに業者の方に見に来てもらいましょう。

漏電ブレーカーが使用される電気回路は、主に水回りにしようするなど濡れてしまう可能性があるところに使われています。

一般家庭で行くとIHコンロの電源だったり、食器洗い機、電子レンジ、冷蔵庫浴室乾燥機、洗濯機、温水洗浄便座、屋外コンセント、外灯などなど水と関わりがありそうなところはすべて漏電ブレーカーにする必要があります。

分電盤と配電盤まとめ

分電盤と配電盤の違いについてお分かりなりましたでしょうか。

配電盤は身の回りにはあまりなく、大型な建物の受変電設備と一緒にあるもの

分電盤はそこから各所に電気を分配したさきにある盤で、たくさんのブレーカーが入っている

このように覚えておいてもらえれば問題ないかと思います。

これらを設計する立場になると、どれくらいのブレーカーにするか、どのくらいのサイズの盤ならすべてのブレーカーが収まるかなどの検討が必要になってくるのです。

結構奥が深い世界なので、つくるのもやりがいがあります。

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