フォークリフト免許の取得方法について!

皆さんこんにちは!

今回は「フォークリフト免許」の取得方法を

中心に解説していこうと思います。

 

このブログを最後まで読むことでフォークリフトに関する知識は

バッチリになるのではないかと思いますので、しっかり最後まで読んでください。

 

1、フォークリフトとは?

 

そもそもフォークリフトとは油圧を利用して、昇降および傾斜が可能な荷役のつめを車体前面に備えた荷役自動車のことを指します。

1920年代にアメリカで開発され、日本でも1940年付近で開発されたがイマイチ普及はしませんでした。

その後、第二次世界大戦をきっかけに日本国内のメーカーでも盛んに生産されるようになっていきました。

 

フォークリフトには様々な種類があり、分類の仕方も多様です。外観形状による分類や動力による分類、

車輪や操縦方式によっても区別されています。

 

一般的な車両に関しては、車体前方にフォーク(つめ)を具備しており、その「つめ」を荷物の下部に差し込んで、持ち上げて運搬します。フォークを上昇させると共に支柱も伸びて上昇し、車体高さよりも高い場所の荷物も扱うことができるんです。日本国内では2段伸縮マストで最大揚程3メートルのものが標準ですが、小 – 中型では3 – 4段伸縮で最大揚程8メートルのものも使われています。

 

 

逆に少数特殊ではありますが、車体高さよりも低く短いマスト(ショートマスト)や、伸縮しないマスト(モノマスト)を取り付けたものや、車体高さ以下ならフォークを上昇させてもマスト高さが上昇しないもの(フリーリフトタイプ)もあり、そういったものに関しては、トンネル工事、天井の低い屋内や食品庫内、貨物用エレベーターやコンテナ内へ進入して荷役する作業、床置荷役しか行わない場所などで用いられています。

 

2、フォークリフト免許の取得方法《1トン未満》

 

取得資格に関しては、運転免許などがなくても18歳以上であれば誰でも取得することができます。

特別教育に関しては、様々な事業者が提供しています。例えば、コマツなどの大手フォークリフトメーカーや、一般社団法人などで特別教育を提供しています。

 

費用に関してはテキスト代など全て込みで15000円前後になります。

車の免許と比較するとかなり安く取得できますよね。

 

特別教育は学科科目と実技科目に分かれており、学科科目6時間、実技科目6時間を修了することが必要です。
特別教育は最短で2日ほどで修了することが可能で、これらを修了すると特別教育修了証が発行され、1トン未満のフォークリフトを事業所内で運転することが可能になります。

特別教育の学科科目6時間の詳細な内訳は下記の通りです。

 
科目 時間
走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識 2時間
荷役に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 2時間
運転に必要な力学に関する知識 1時間
関係法令 1時間

 

特別教育、実技の内訳は以下の通りです。

特別教育の実技科目6時間の詳細な内訳は下記の通りです。

 

時間は学科と全く同じですね!値段や教習内容を自動車免許と比較してみるとかなり取得のハードルは低いことが分かるかと思います。

 
科目 時間
走行の操作 4時間
荷役の操作 2時間

 

3、フォートクリフト免許の取得方法《1トン以上》

 

受験資格に関しては同じく18歳以上です。

フォークリフトの運転技能講習は、各都道府県の労働局長が登録した教習機関で受けることができます。

 

フォークリフトの運転技能講習に必要な費用は、現在所持している免許によって異なり、約2万〜4万円前後です。

先ほどよりはやはり値段も上がりますね。
下記の表を参照してみてください。

 

 
所持免許 費用相場
特になし 4万5000円前後
自動車免許、大型特殊自動車(限定)免許所持者 4万円前後
大型特殊自動車免許(限定除く)、自動車免許または大型特殊自動車(限定)免許所持者で

1トン未満のフォークリフトの特別教育受講後3ヶ月以上の運転経験者

※特別教育修了証のコピー

事業主による3ヶ月以上の運転経験が証明できるもの

特定自主検査記録表の添付が必要

1万5千円前後

 

 

所持免許がない人は約4万5000円前後の費用がかかりますが、自動車免許や大型特殊(限定)免許を所持している方は4万円前後の費用となります。
さらに大型特殊免許または自動車免許を所持してる方で、1トン未満のフォークリフトの運転経験が3ヶ月以上ある方は1万5千円前後の費用で済みます。

 

 

フォークリフト免許の実技に関しては、厚生労働大臣が指定する給付金制度の利用が可能となっています。

教育訓練給付制度を利用することで、フォークリフト免許の運転技能講習にかかった費用の最大20%が給付されます。

めちゃくちゃお得ですね笑

 

例えば、フォークリフト免許の運転技能講習の費用は最大約4万5000円ほどの費用がかかるため、20%である約9000円が給付され、実質約3万6000円に費用負担を抑えることができます。また、教育訓練給付制度は教育訓練費用の20%が給付される仕組みですが4000円以下の費用は給付されませんのでその点に関してはご注意ください。

 

 

講習に関しては以下の通りです。

だいたい2から5日ほどで取得することができます。

 

 
所持免許 講習時間
特になし 35時間
自動車免許、大型特殊自動車(限定)免許所持者 31時間
1トン未満のフォークリフトの特別教育受講後6ヶ月以上の運転経験者※特別教育修了証のコピー

事業主による3ヶ月以上の運転経験が証明できるもの

特定自主検査記録表の添付が必要

15 時間
大型特殊自動車免許(限定除く)、自動車免許または大型特殊自動車(限定)免許所持者で

1トン未満のフォークリフトの特別教育受講後3ヶ月以上の運転経験者

※特別教育修了証のコピー

事業主による3ヶ月以上の運転経験が証明できるもの

特定自主検査記録表の添付が必要

11時間

 

 

学科の時間割の内訳です。

 
科目 時間
走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識 4時間
荷役に関する装置の構造、取扱い及び作業方法に関する知識 4時間
運転に必要な力学に関する知識 2時間
関係法令 1時間

 

運転技能講習の実技科目24時間の内訳は下記の通りです。

 

 
科目 時間
走行の操作 20時間
荷役の操作 4時間

 

走行の操作にはやはり20時間もかけないといけないです。

ここでしっかりと操作の基本を身につけましょう!

 

今回はフォークリフトの免許に関する話をしました。

次回もお楽しみに!

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