【最新の建築】3Dプリンターを使って建築できる!?新しい建築方法の模索

わたしたちの生活に関わる、様々な部分でデジタル化が進んでいる昨今、当然技術は数年前よりも格段に進歩しています。こうした技術革新は、実は建築現場でも起こっているのです!今回は少し前に話題になった、3Dプリンターによる建築についてご紹介していきます。

 

3Dプリンターってなんだ?

基本的にわたしたちが日常で使うプリンターというと、二次元的なもので写真や文字などを紙に印刷するものが一般的ですよね。これに対して3Dプリンターは三次元的なもので、立体物を造りだすことができるプリンターなんですね。

こちらの動画を観るとわかりやすいです。実際に一般の方が、3Dプリンターを購入して使ってみる動画です。このプリンターは16,800円で買えるということで、こうした安い3Dプリンターが出回っていて、たくさんの動画が上がっているので是非ご覧になってみてください。

3Dプリンターで立体物を印刷するには、その立体物の3DCADや3DCGなどで作成したデータと素材となるものが必要となります。この素材となるものが、様々種類があって製作できるものは本当に多岐に渡ります。

 

3Dプリンターの歴史

最近になって様々なメディアにも取り上げられるようになり、家庭用の3Dプリンターも続々と販売されるようになりましたが、実は3Dプリンターの歴史は結構古いのです。初期のものは、1980年代には既に開発され、実用化されていました。しかも、これ日本人の小玉秀男さんという方が光造形法というものを開発して、これにチャック・ハルさんが開発したデータ技術を合わせて1987年に最初の3Dプリンターがつくられました。その後、世界中で3Dプリンターに関する技術が開発されていき、2014年頃に特許の保護期間が終了するなどして、爆発的に技術が進歩していきます。

 

3Dプリンターのすごさ

さて、この3Dプリンターのすごいところは、とても細かい部分まで造形が可能であり、様々な素材を選べるという点にあります。こうしたメリットを生かして、様々な分野で活躍しています。

 

・医療分野・・・補聴器の製造、人口骨や皮膚、関節などを製造、臓器プリンティングなどの技術が研究されている。

・航空、宇宙分野・・・航空用エンジンの製造、宇宙船の部品の製造など。

・建築分野・・・短期間で住宅用材料をプリント。

 

さて、今回注目したいのは建築分野での3Dプリンターの活用です。一体どんな風に活用されているのが、色々見ていきましょう!

 

3Dプリンターで建てられた建物って一体どんなもの?

2018年に、アメリカの3DプリンターメーカーであるICONが、商業建設用3Dプリンタを発売しました。このプリンターは、大体高さ2.6メートル、幅8.5メートルサイズの立体物のプリントが可能となっています。安価な住宅が建てられるということで話題となりました。

こちらの動画で、同社の製品を観ることができます。モルタルのような素材を何層にも重ねて建築している様子がわかりますね。

こうした3Dプリンターによる建築は、

 

・建築にかかる人員の削減。

・建築にかかる時間の削減。

・建築にかかる費用の削減。

 

これらを実現する、今注目の最新建築法なのです!

海外では、実際に3Dプリンターを使った建築がどんどん行われていっています。

例えば、Apis Corという企業は、小型の建築用3Dプリンターを開発して、低コスト住宅を建築しました。さらに、そのプリンターを応用し、ドバイで2階建ての建築物を建てたことで大変有名になりました。そんな建築方法で、強度は大丈夫なの?人は暮らせるの?と思うかもしれませんが、この3Dプリンターで造った建物は、しっかり構造計算も行われた上で、鉄筋を入れコンクリートを流し込んでいるので、まさに強度の高い鉄筋コンクリート住宅になっています。

こちらの動画で、実際にApis Corが3Dプリンターを使って建築している様子を観ることができます。これくらいの規模の建築をするなら、もっと人手がいてもおかしくないですが、プリンターが何人分もの仕事をしていることがわかりますね。

 

日本でも3Dプリンターによる建築はされている?

海外ではこのように、既に建築分野で大活躍の3Dプリンターですが、日本ではどのようになっているのでしょうか。

北海道苫小牧市に本社を置く、会沢高圧コンクリートという会社はいち早く3Dプリンターを輸入して、建築に利用できないかとその方法を模索していました。この技術を使って、インドでバイオトイレの製造に着手したのが2019年のことです。

また、大手建設会社はこぞって3Dプリンターによる建築方法を模索しています。10年後には実用化を目指し、完全に自動化しようという動きもあるのだとか!こうなってくると、建設業界も肉体労働より、プリンターを整備・管理する技術や、データ作成や調整のための知識が求められるようになってくるでしょうね。すべてを自動化せずとも、部品や建材を3Dプリンターで製造するだけでも、人員やコストの削減になるでしょう。建築分野における3Dプリンターの実用化については、これからますます目が離せなくなりそうです!

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