【最新の建築】ドローン測量で測量士が不要になる?測量の未来とは

前回、測量についてご紹介しましたが、最近の技術の進歩によって測量士が不要になるのでは?という話もちらほら…。なぜ、測量士が不要になるのか、そしてその代替技術とは何か、今回はそこに焦点を充ててご紹介していきたいと思います!

 

測量士が不要になるってほんと?

この話の出所を探っていきますと、オックスフォード大学の研究に行き当たります。さらに詳しく調べると、オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授が発表した「雇用の未来―コンピューター化によって仕事は失われるのか―」という論文にその話が紹介されています。この研究では、コンピューター技術の進化によって、20年後には現在ある仕事の内47%は無くなってしまうという衝撃的なことが書かれています。大昔に漫画で見たような世界が、20年後のすぐそこまで迫っているかと思うとわくわくしますが、今手にある職が失われていくのはとても恐いことですよね。そして、この失われる仕事の中に「測量」が含まれているというのです。

さて、それでは一体なぜ測量の仕事が減っていくのでしょうか?その最新技術を紹介しながら、真に迫っていきたいと思います!

測量士

ドローン測量で人手が不要になる!

今やあらゆる業界で注目を浴びているドローンは、測量界隈でもその力を発揮します。ドローンを利用した測量ができるのです!ドローンでの測量は下記のように行っていきます。

 

①ドローンが空から地面の様子を撮影、データ化していく。

②専用のソフトでデータを整理・加工して、図面や3Dモデルを作成していく。

 

これまで、測量士が立てた測量計画に沿って、実際に現地に赴き調査を行なっていましたが、これが見事に削減されます。これによって、測量に割いていた人員が削減されることがわかりますね。調査に割く時間が大幅に削減されるのも大きなメリットの一つですが、最大のメリットは一度に測量できる範囲がバカでかい!ということだと思います。測量時間だけで見れば、2ヘクタールもの広大な土地の測量をわずか1時間程度で終わらせてしまえるのだとか。これまで行なっていた地上測量に比べるとそのスピードは約1/6だと言われています。さらに、これまで人が入れなかったような土地にも、ドローンなら簡単に入っていけるので、安全面でも期待が高くなっています。

ドローン測量以前には、航空機を使った写真測量やレーザー測量と言うのがあったのですが、これにはかなりの費用がかかります。これに対して、ドローンで食料を行なうと、航空機を使った測量よりも安価に実施できるという点も非常に魅力的です。精度については、その時の環境やコンディションの栄養を受けやすいというデメリットがあり、大体5センチメートル程度の誤差は出てしまうとされています。

 

ドローン測量は誰が行なうのか!

このように、ドローンを使えばこれまで測量に割いていた時間や人員、そして費用を大幅に削減することができることがわかりました。この技術がもっと進歩して、いずれドローンが勝手に測量してくれるようになると、それこそ調査の段階での人員はほぼ必要なくなりますよね。とは言え、現段階ではまだドローンの離着陸や、充電などの準備作業があり、ドローンが収集したデータを回収して、ソフト上で整理・修正するなどの作業は、人の手によって行われます。これを行なうのが、現時点では測量士の仕事となります。ということは、これからの測量士にはドローンの操作と専用のソフトの操作技術が求められるかもしれないということですね。

 

ドローンの操作には資格が必要?

ドローンに関する資格はいくつかありますが、まだ国家資格というものは存在しておらず、全て民間資格となっています。ですから、資格がなくても操作は可能ということですね。ただ、業務に利用する場合は操作の精密度と速さなど、技術が必要となってきます。ですから、民間資格の取得を通して、ドローンの操作技術を学ぶのも一つの方法かもしれないですね。

ドローンの資格については、次回の記事で詳しくご紹介していこうと思います!

 

ドローン測量の活用

さて、実は既にドローン測量は各所で活用されています。この実例を1つ、最後にご紹介していこうと思います。先程、ドローンを使うメリットとして、人が入れないところへ侵入して測量を行なうことができるというものを挙げました。これが大いに発揮されたのが、2018年に起きた西日本豪雨です。この時、豪雨によって土砂崩れが各所で起きましたが、地上からは近づけないため現地の状況を正確に把握することができなかったのです。これに対し、建設機械会社大手の「コマツ」が「オプティム」や「ランドログ」と協力して、被災地で無償ドローン測量を行なったのです。これによって、被害を受けた場所のデータを素早く収集し、土砂量や3Dデータによる現地の様子を把握することで、その後の復旧がより迅速に行えるようになったとされています。

この動画は、コマツによるドローン測量の様子です。是非ご覧になってみてください。

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